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黒姫駅[* 1]
駅舎(2022年5月)
くろひめ
KUROHIME
古間 (3.8 km)
(8.4 km) 妙高高原
地図
長野県上水内郡信濃町大字柏原2711[1][2][3]
所属事業者 しなの鉄道
所属路線 北しなの線
キロ程 28.9 km(長野起点)
電報略号
  • ヒメ[1]
  • シワ(改称前)
駅構造 地上駅[3]
ホーム 2面3線[1][2]
乗車人員
-統計年度-
195人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1888年明治21年)5月1日[1]
備考
  1. ^ 1968年に柏原駅から改称[1]
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黒姫駅(くろひめえき)は、長野県上水内郡信濃町大字柏原にある、しなの鉄道北しなの線である。

歴史

信越本線当時

JR東日本の信越本線であった当時、御代田駅から当駅までが長野支社管轄で、妙高高原・直江津方面は新潟支社管内となる境界の駅であった。2005年までは冬季に運行される大阪駅始発のシュプール号終着駅でもあった。

当駅から新井駅(現在はえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの駅)までは特に雪の多い地域であり、この区間が運休となった場合は2番線で長野‐黒姫間の折り返し運転を実施していた。

移管直前まで直営駅駅長配置)であり、管理駅として古間駅を管理していた。またみどりの窓口設置駅であった[1]

駅構造

ホームを2面3線有する地上駅[1][2]簡易委託駅である[注釈 1]。出札窓口はかつてみどりの窓口として営業していたが、移管時にマルス端末は撤去されている。1番線と2・3番線ホームは跨線橋で連絡している[3]。駅舎北側には駅南北を連絡する自由通路がある。駅に併設されて信濃町観光案内所(運営:(一社)信州しなの町観光協会)が設けられている。

なお、当駅には発車ベルの設備がある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 北しなの線 上り 長野方面
2 (予備ホーム)
3 下り 妙高高原方面
  • 2017年9月現在、2番線を発着する定期列車はない。
  • 以前は1・2番線の間に機回し線があったが撤去されている。長野寄りには転車台が設けられているが使用を停止している[2]

利用状況

「長野県統計書」によると、2020年度(令和2年度)の1日平均乗車人員195人である[長野県 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。なお、2000年度(平成12年度)- 2014年度(平成26年度)の統計はJR東日本時代のものである。また、2014年度(平成26年度)と2015年度(平成27年度)の統計は非公表である。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 743 [JR東 1]
2001年(平成13年) 693 [JR東 2]
2002年(平成14年) 643 [JR東 3]
2003年(平成15年) 585 [JR東 4]
2004年(平成16年) 541 [JR東 5]
2005年(平成17年) 533 [JR東 6]
2006年(平成18年) 494 [JR東 7]
2007年(平成19年) 469 [JR東 8]
2008年(平成20年) 465 [JR東 9]
2009年(平成21年) 425 [JR東 10]
2010年(平成22年) 418 [JR東 11]
2011年(平成23年) 398 [JR東 12]
2012年(平成24年) 388 [JR東 13]
2013年(平成25年) 389 [JR東 14]
2014年(平成26年) 非公表  
2015年(平成27年) 非公表  
2016年(平成28年) 285 [長野県 2]
2017年(平成29年) 288 [長野県 3]
2018年(平成30年) 270 [長野県 4]
2019年(令和元年) 273 [長野県 5]
2020年(令和02年) 195 [長野県 1]

駅周辺

バス路線

駅前から長電バス信濃町新交通バスタングラムバスが発着している[11][12]

黒姫駅停留所(東口)
黒姫駅西口停留所
  • 信濃町新交通バス
    • 8:信濃小中学校 / 黒姫保養地

隣の駅

しなの鉄道
北しなの線
普通(長野駅から快速となる列車含む)
古間駅 - 黒姫駅 - 妙高高原駅

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ しなの鉄道から信濃町に委託され、信濃町から「信濃町振興局」に再委託されている[10]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 信濃毎日新聞社出版部 編『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、31頁。ISBN 978-4-7840-7164-7 
  2. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、20頁。 
  3. ^ a b c らくらくおでかけネット - 駅・ターミナル情報検索結果(黒姫)”. 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団. 2016年1月4日閲覧。
  4. ^ しなの鉄道黒姫駅”. 一般社団法人信濃町振興局. 2016年1月4日閲覧。
  5. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 11号 信越本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年9月20日、22,25頁。 
  6. ^ 矢部三雄編著『近代化遺産 国有林森林鉄道全データ 中部編』信濃毎日新聞社、2015年、84頁
  7. ^ 信越・北陸線、豪雨で不通『大阪毎日新聞』昭和2年2月9日夕刊(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p350 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  8. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、580頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  9. ^ a b c d “「黒姫駅の味」そば店守る 信濃町振興局の運営できょう再開”. 信濃毎日新聞: p. 31(朝刊・北信1). (2015年11月28日). http://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000005073 2016年1月4日閲覧。 
  10. ^ a b c しなの鉄道北しなの線|黒姫駅について”. 一般社団法人信濃町振興局. 2016年1月4日閲覧。
  11. ^ ながでんバス|路線バス|”. 長電バス. 2015年4月3日閲覧。
  12. ^ アクセス”. 東急リゾーツ&ステイ. 2016年12月26日閲覧。

利用状況

JR東日本
  1. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  2. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  3. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  4. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  5. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  6. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  7. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  8. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  9. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  10. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  11. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  12. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  13. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員 2013年度 ベスト100以外(7):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月25日閲覧。
しなの鉄道(長野県統計書)
  1. ^ a b 令和2年(2020年)長野県統計書” (PDF). 長野県. p. 191 (2023年1月). 2023年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月16日閲覧。
  2. ^ 運輸・通信” (PDF). 長野県. p. 197. 2019年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  3. ^ 運輸・通信” (PDF). 長野県. p. 197. 2020年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  4. ^ 運輸・通信” (PDF). 長野県. p. 197. 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  5. ^ 令和元年(2019年)長野県統計書” (PDF). 長野県. p. 191 (2022年1月). 2022年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。

関連項目

外部リンク