U-NEXT (ユーネクスト)は、U-NEXT HOLDINGS 子会社の株式会社U-NEXTが運営する日本のOTTコンテンツ・プラットフォーム 。有料会員数は2024年4月時点で約427万人で[ 3] 、国産のVODサービス としては最大手。
2007年6月にUSEN によりGyaO NEXT (ギャオネクスト)として開始し、2009年12月にU-NEXT に名称を変更した[ 4] 。
2023年2月17日、同年3月31日付でプレミアム・プラットフォーム・ジャパンが運営している同業の動画配信サービス「Paravi 」と経営統合すると発表した。存続会社はU-NEXT社側となり、Paraviのコンテンツは同年6月30日にU-NEXT内に移管した[ 5] [ 6] [ 7] 。また、これに先立ち2023年6月30日、TBSホールディングス はU-NEXTの発行株式の20%を取得し、株式会社U-NEXTはTBSホールディングス の持分法適用会社となった。これにより、売上高800億円以上、配信コンテンツ約36万本、利用者数400万人超の国内勢最大の動画配信サービスが誕生した[ 8] 。
沿革
2007年(平成 19年)6月 - USEN が、GyaO NEXT (ギャオ ネクスト)としてサービスを開始させる。
2009年(平成21年)12月 - ブランド名をGyaO NEXTからU-NEXT (ユーネクスト)へ変更。
2010年(平成22年)
6月 - ソニー 「ブラビア 」の「〈ブラビア〉ネットチャンネル」でのサービスを提供開始[ 9] 。
12月22日 - 運営が、USEN から分離独立した株式会社U-NEXTに移行[ 10] 。
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
4月 - オンライン予約システム「KINEZO 」でU-NEXTのポイントが映画チケットの購入に使える「U-NEXTポイント決済」開始
4月15日 - 株式会社東芝と協業し、電子書籍ストア「BookPlace for U-NEXT」を提供開始
4月25日 - 株式会社ティ・ジョイ (新宿バルト9 、横浜ブルク13 、広島バルト11 、鹿児島ミッテ10 、T・ジョイ系)との映画館連携開始[ 17]
5月 - ソニー「PlayStation(R)Vita、PlayStation(R)Vita TV」で映像配信開始
8月 - 高画質な映像がテレビで観られる新型セットトップボックス「U-NEXT TV」を提供開始
11月 - 中部テレコミュニケーション 株式会社と提携したVODサービス「コミュファ光ビデオ(U-NEXT)」を提供開始
12月16日 - 東京証券取引所 マザーズ 市場に上場
2015年(平成27年)
2月 - ソフトバンク 株式会社が提供する「アニメ放題 」の運営を開始。
3月 - ソニーネットワークコミュニケーションズ 株式会社と提携したVODサービス「U-NEXT for So-net」及び「U-NEXT for NURO」を提供開始。
8月 - ビッグローブ 株式会社と提携したVODサービス「U-NEXT for BIGLOBE」を提供開始。
9月30日 - 株式会社東芝より電子書籍 サービス「Book Place」を事業承継[ 18] 。
10月 - 株式会社ヤマダ電機 と提携したVODサービス「ヤマダビデオ powered by U-NEXT」を提供開始
10月8日 - U-NEXTのユーザー・インターフェイス変更等、大幅リニューアル。31日間無料トライアルキャンペーンを開始[ 19]
12月18日 - 東京証券取引所市場第1部に市場変更[ 20] [ 21]
2016年(平成28年)
3月 - アルテリア・ネットワークス 株式会社より個人向け任意加入型インターネット接続サービスを譲受し、「U-NEXT光01」として提供を開始
4月 - 株式会社STNet と提携したVODサービス「ピカラでシアターwith U-NEXT」を提供開始。
6月 - CCC AIR株式会社と提携したVODサービス「TSUTAYA movie powered by U-NEXT」の提供開始
6月 - U-NEXTにおいてNHKオンデマンド の提供を開始
10月 - 日本通信 株式会社と協業し、「U-mobile MAX」の提供を開始
2017年(平成29年)
2018年(平成30年)
2019年(平成31年)2月 - 電子書籍サービス「BookPlace」を統合[ 24] 。
2020年(令和 2年)
6月25日 - サザンオールスターズ特別ライブ 2020「Keep Smilin' 〜皆さん、ありがとうございます!!〜」より、音楽ライブに本格参入。
8月 - 有料会員数が200万人を超えた[ 25] 。
8月17日 - 読み放題のオリジナル書籍の提供を開始[ 26] 。
11月 - 「#ある朝殺人犯になっていた」より、紙書籍の出版事業に参入[ 27] 。
2021年(令和3年)
2022年(令和4年)
2月25日 - スポーツ専門チャンネル「GAORA Bros. 」の配信を開始[ 38] 。
4月22日 - 韓流・アジアのDVD/Blu-ray販売を行うオンラインストア「U-NEXT Asia ONLINE STORE」をオープン[ 39] 。
6月9日 - Google が提供を開始したCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)サービス「Media CDN」を採用[ 40] 。
8月15日、オランダのキックボクシング団体であるGLORY と日本での配信パートナー契約を締結[ 41] 。
9月8日 - この日開幕の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 」を皮切りにJLPGAツアー 2022の10大会のライブ配信を開始[ 42] 。
9月21日、格闘技専門チャンネルFIGHT SPORTSを運営するCSI SPORTSと日本における独占配信契約を締結し、FIGHT SPORTSで配信するボクシング及び格闘技の見放題ライブ配信を開始[ 43] 。
11月1日 - オリジナルコミックレーベル「U-NEXT Comic」の配信を開始[ 44] 。
12月12日 - ゴルフ ・PGAツアー との間で日本配信パートナー契約を締結。2023年1月から2022-23年シーズン33試合をライブ配信予定[ 45] 。
12月13日 - ポッターモア・パブリッシングとパートナーシップ契約を締結[ 46]
12月20日 - NBCユニバーサル との間でパートナーシップ契約を強化。同日から同社作品[ 注釈 1] をU-NEXTにて順次配信[ 47] 。
2023年(令和5年)
2024年
サービス
コンテンツは定額制の見放題プランに対応した見放題作品と、一本の視聴ごとに課金されるPPV(ペイ・パー・ビュー) 作品に分かれている[ 75] 。配信数は2023年7月時点で見放題作品29万本・レンタル作品2万本で、定額制動画サービスの中で「見放題作品数No.1」のラインナップを誇る[ 76] 。月額会員に加入している場合、追加料金不要で114誌以上の雑誌が読み放題[ 77] 。
対応デバイス
テレビ・モバイル・ゲーム機・パソコンに対応している。対応デバイスの詳細は公式サイト「対応デバイス」[ 78] を参照。
U-NEXTカード(MOVIE CARD)
オンラインやコンビニなどの店頭で購入できるプリペイドカード 「U-NEXTカード」の販売を行っている[ 79] 。全国のローソン店舗(9,821店舗:2012年10月末時点、ローソンストア100除く)にて、2012年12月4日より、「MOVIE CARD」の提供を開始した[ 80] 。2020年には全国のセブン-イレブン で「U-NEXTカード」の販売を開始した[ 81] 。
powered by U-NEXT
powered by U-NEXT(ぱわーどばいゆーねくすと)は、提携各社のポイント等をU-NEXTの視聴に利用可能な業務提携サービス。
アニメ放題
U-NEXTが展開するアニメ専門配信サービス。
U-NEXT光
下記のインターネット サービスを提供している。
U-mobile
2013年5月1日より、MVNO 事業U-mobile[ 89] の提供を開始した[ 90] 。2017年1月17日、ヤマダ電機 との合弁会社Y.U-mobile 株式会社を設立し、サービスをY.U-mobileに移行した[ 91] 。2021年時点でU-mobileブランドは残っているが、ユーザーサービスのみ行い新規申し込みはY.U-mobileに移行している[ 89] 。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
USEN-NEXT GROUP
持株会社 通信事業 業務店事業 メディア 業務用システム
アルメックス
ALMEX SYSTEM TECHNOLOGY ASIA SDN.BHD.
コンシューマー 代表取締役社長
放送持株会社 テレビ 放送ラジオ 放送衛星放送 ネット配信 番組制作 事業技術 ・美術 事業コンテンツ 事業音楽出版 事業小売 事業その他事業 関連施設 送信所 賞・イベント 人物 マスコット 海外提携局 歴史・事件 関連項目
1 朝日放送テレビが旧JNN系列局、朝日放送ラジオは現在もJRN系列局であるため、相互に株式の持ち合い関係にある。2 2001年末から2011年12月まで同社が筆頭株主としてプロ野球球団を運営(横浜ベイスターズとして)。3 1968年の一時期、TBSプロレスに改称。4 旧称・TBSカンガルー募金5 旧称・TBSカンガルー災害募金 カテゴリ