苫米地 英人 (とまべち ひでと、1959年9月7日 - )は、日本 の認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。カーネギーメロン大学 計算言語学 博士(Ph.D. in Computational Linguistics)。かつて「苫米地 英斗 」と表記されていた時期がある[ 注 1] [ 注 2] 。世界の戦争と差別をなくすのがゴールと語る。サインは一念三千。脱洗脳をテーマに活動している。
カーネギーメロン大学 サイバーセキュリティアンドプライバシー研究所(サイラブ)フェロー[ 1] 。ジョージ・メイソン大学 コマンド・コントロール・コミュニケーションズ・コンピューティング・インテリジェンスアンドサイバーセンター(C4I and Cyber Center)研究教授[ 2] 。早稲田大学研究院客員教授。中国南開大学 情報技術科学学院客座教授。ロシア国立極東連邦大学 客員教授。株式会社ドクター苫米地ワークス代表。コグニティブリサーチラボ株式会社CEO。角川春樹事務所 顧問。米国公益法人The Better World Foundation日本代表。米国教育機関TPIジャパン日本代表。天台宗ハワイ別院国際部長。公益社団法人日本ジャーナリスト協会会長兼理事長[ 3] 聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士[ 4] 。
略歴
祖父は苫米地英俊 (言語学者 、衆議院議員 、参議院議員 )[ 5] [ 6] [ 7] 。
現在は、ドクター苫米地ワークス 代表、株式会社コグニティブリサーチラボ CEO[ 36] 、角川春樹事務所 顧問、天台宗 ハワイ別院国際部長[ 37] 、カーネギーメロン大学 サイラブフェロー[ 38] 、ジョージ・メイソン大学 C4I and Cyber Center研究教授[ 34] 米国公益法人ベター・ワールド・ファウンデイション[ 注 3] 理事、一般財団法人BWFインターナショナル 代表理事[ 39] 、合同会社TPIジャパン CEO[ 40] 、合同会社苫米地インスティチュート CEO[ 41] 、一般財団法人苫米地国際食糧支援機構 代表理事[ 42] [ 43] [ 44] 。公益社団法人日本ジャーナリスト協会会長兼理事長。世界的なギターコレクターとしても知られる[ 45] [ 46] 。
学術・公的活動
現行大学教職
所属学会
日本政府プロジェクト
1998年3月 通商産業省平成9年度高度情報化支援育成事業「ネットモバイル強化型の汎用動的計算機構の設計と構築」(9 情技応第 837 号)プロジェクト代表
1998年12月 通商産業省平成10年度先導的コンテンツ市場整備事業「使用による課金を実現する流通・供給・再利用の高度化環境の開発」(MMCA-2005)研究代表者[ 47]
特許
苫米地英人、野口直夫、『抗体接触型動的アンチウイルスシステム』、特願2000-404451[ 48]
苫米地英人、津田和彦、『電子メイル署名ウイルスチェックシステム』、特願2000-404452
苫米地英人、苫米地雅夫、『電子透かし情報埋め込み型音楽情報配信システム』、特願2005-216460
苫米地英人、『位置情報を考慮したP2P売買情報提供システム』、特願2004-372306
各種活動
学者、コンピュータ関連
ビジネスマンとして
2008年にテレビ東京系列 の近未来ドラマ「ケータイ捜査官7 」や角川春樹 映画「神様のパズル 」の監修をしている。また「神様のパズル」の主人公の穂瑞沙羅華(ほみず さらか)のキャラづくりのモデルとなったとされる[ 62] 。実際、映画では原作と異なり、穂瑞は苫米地と同じカーネギーメロン大学を飛び級 で卒業した天才少女という設定となっている。
『博士も知らないニッポンのウラ 』(2008年7月1日配信)で脱資本主義 を主張しているにもかかわらず、ビジネスマンとして積極的に活動していることを水道橋博士に冷やかされた際、脳科学 の普及と研究費を集めることをビジネスの主な理由として挙げ、「そのためには魂売るぜ」と述べた。
最初の事業を成功させた際、その収益でフェラーリ 2台を購入した。後に「日本の若い理系の学生たちに、科学者だって成功すればこんな買い物ができるんだ、って見せる意味合いも込めた」と雑誌のインタビューで語っている[ 63] 。
コーチング
コーチ として、米国の自己啓発家ルー・タイス (1935年11月15日 - 2012年4月1日〈現地時間〉)[ 64] による自己変革プログラム、TPIE (英語:Tice Principle In Excellence )に携わっている[ 65] 。
宗教・スピリチュアリズム関連、仏教
政治的発言
著書
2000-2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
『英語は右脳で学べ!』中経出版、2015年1月30日。ISBN 978-4-0460-0675-2 。
『《思いのままにお金を集める》Dr.苫米地式資産運用法なら誰もが絶対にrichになれる!』ヒカルランド〈Knock‐the‐Knowinシリーズ012〉、2015年2月18日。ISBN 978-4-8647-1254-5 。
『頭のよい子の親がしている28の習慣IQを高める天才思考』大和書房 〈だいわ文庫〉、2015年3月10日。ISBN 978-4-4793-0524-8 。
『新・夢が勝手にかなう手帳(4月スタート・2015年度版)』サイゾー、2015年3月18日。ISBN 978-4904209691 。
『40歳から「差がつく」生き方 奴隷マインドを捨て、ノット・ノーマルで行け!』PHP研究所、2015年3月18日。ISBN 978-4-569-82397-3 。
『コーポレートコーチング 利益を756倍にした驚くべき組織改革術』開拓社 2015
『自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術』TAC株式会社出版事業部 2015
『すごい私になれる魔法の名言 動きがとれない「今」を変えるための50のヒント』主婦と生活社 2015
『洗脳経済 150年の呪縛』ビジネス社 2015
『Dr.苫米地式資産運用法なら誰もが絶対にrichになれる!思いのままにお金を集める』ヒカルランド 2015
『201冊目で私が一番伝えたかったこと』ヴィレッジブックス 2015
『日本サイバー軍創設提案 危機迫る!サイバー戦争最前線』サイゾー 2015
『日本人だけが知らない戦争論』フォレスト出版 2015
『人間は「心が折れる」からこそ価値がある 人工知能時代に成功する人の考え方』PHP研究所 2015
『人はなぜ、宗教にハマるのか?』フォレスト出版 2015
『明治維新という名の洗脳 150年の呪縛はどう始まったのか?』ビジネス社 2015
2016年
『あなたの収入が必ず増える!!即断即決「脳」のつくり方』ゴマブックス 2016
『俺のギター』サイゾー 2016
『思考停止という病』KADOKAWA 2016
『すべてを可能にする数学脳のつくり方』ビジネス社 2016
後に新装・加筆して、『夢を実現する数学的思考のすべて』ビジネス社 2019
『TPPに隠された本当の恐怖 ついに明らかになった危険すぎるシナリオ』サイゾー 2016
『もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 今こそ、「縁起人」として生きろ。』TAC株式会社出版事業部 2016
2017年
『2050年 衝撃の未来予想』TAC出版
『「感情」の解剖図鑑』誠文堂新光社
『明治維新という名の洗脳』
『音楽と洗脳』徳間書店
『自分のリミッターをはずす! 完全版 変性意識入門』ビジネス社
2018年
『ストレス、不安、迷いが一瞬で消える! 超瞑想法』 PHP研究所
『いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!』 KADOKAWA
2019年
『「性格」のカラクリ』誠文堂新光社
『近未来のブッダ』サンガ
『プロが知るべき 仮想通貨の真実』サイゾー
『超悟り入門』徳間書店
2020年
『苫米地式聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック』清談社Publico, 2020.2
2021年
『地球にやさしい「本当のエコ」』サイゾー
『世襲議員という巨大な差別』サイゾー
『デジタル・ベーシックインカムで日本は無税国家になる!』サイゾー
電子書籍
共著
監修・解説
翻訳
Harvey M. Weinstein 原著『CIA洗脳実験室―父は人体実験の犠牲になった』デジタルハリウッド出版局、2000年4月。ISBN 978-4925140188 。
ダービー・チェケッツ 原著『自分の人生にレバレッジをかけなさい!―このやり方で、伸びない人はいない!』三笠書房、2009年10月。ISBN 978-4-8379-5701-0 。
『一生幸福になる超訳般若心経 』学研パブリッシング 2011 PHP文庫、2015
関連書
CD
『夢を実現する人の脳の中』(苫米地英人 × 鶴岡秀子)(フォレスト出版 )
『苫米地式目標達成プログラム』(講師:苫米地英人)
『オールライフコーチング』集大成メソッド・非言語式オールライフコーチング(講師:苫米地英人)(フォレスト出版)
他多数
DVD
『ブレインラーニング』TOEICテスト対策&英語教材(監修:苫米地英人)(フォレスト出版)
『ブレインスピーキング』最新の脳科学に基づく英語脳プログラム(監修:苫米地英人)(フォレスト出版)
『脳のCPUをハイスペックにかえる!超高速脳ブートキャンプ』情報処理能力と同時並列処理を可能にする能力開発教材(フォレスト出版)
『脳を「複数タスク同時処理モデル」にかえる!超並列脳マルチブースト・グレインサイズ』脳を「超並列処理モデル」にかえるトレーニングプログラム(フォレスト出版)
『マインド・プロファイリング』 プロファイリングと会話術の教材(フォレスト出版)
他多数
監修作品
出演作品
テレビ番組
ラジオ番組
脚注
注釈
^ たとえば別冊宝島304『マインド・ビジネスの天国と地獄』には「オウム幹部を脱洗脳した苫米地英斗ロングインタビュー」という記事が掲載されている。
^ 『警察が狙撃された日―国松長官狙撃事件の闇』にも同様に苫米地英斗とある
^ 英 : Better World Foundation
出典
関連項目
日本テレビ長官狙撃自白報道
外部リンク