町中心部
大豊町 (おおとよちょう)は、高知県 長岡郡 にある町 。
概要
2000年 の時点で日本の市町村において唯一65歳以上比率が50%を超える「限界自治体 」であった。2019年 の時点の老年人口割合は58.4%に達する。
地理
八畝から見た棚田
龍王の滝
四国山地 の中央部、吉野川 中流域に位置している。町面積の約9割が森林 である[ 1] 。
地形
山地
主な山
主な峠
河川
主な川
主な滝
人口
大豊町と全国の年齢別人口分布(2005年)
大豊町の年齢・男女別人口分布(2005年)
■ 紫色 ― 大豊町■ 緑色 ― 日本全国
■ 青色 ― 男性■ 赤色 ― 女性
大豊町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 (昭和45年)
12,440人
1975年 (昭和50年)
11,018人
1980年 (昭和55年)
9,411人
1985年 (昭和60年)
8,830人
1990年 (平成2年)
7,760人
1995年 (平成7年)
6,979人
2000年 (平成12年)
6,378人
2005年 (平成17年)
5,492人
2010年 (平成22年)
4,719人
2015年 (平成27年)
3,962人
2020年 (令和2年)
3,252人
総務省 統計局 国勢調査 より
将来推計人口で減少率は全国市区町村(2014年 4月1日現在1741)中で5番目に大きいと予測されている[ 2] 。
健康
隣接自治体
高知県 の自治体で唯一愛媛県 ・徳島県 と同時に隣接している。
高知県
徳島県
愛媛県
歴史
沿革
昭和
平成
2009年 (平成 21年) - 大豊中学校と大杉中学校を統合し、大豊町中学校を大杉中学校の位置に新設[ 3] 。
2013年 (平成25年)4月1日 - 大杉小学校、大田口小学校、大豊小学校を統合し、おおとよ小学校が開校[ 4] 。
2019年 (平成31年)12月29日 - 役場建替えのため、当分の間、高知県長岡郡大豊町津家1626番地の旧大豊園に移転。
災害
政治
行政
町長
現職町長
施設
警察
高知東警察署 (本署は高知市)
杉駐在所(長岡郡大豊町杉33番地4)
豊永駐在所(長岡郡大豊町東土居196番地13)
消防
医療
主な病院
郵便局
郵便番号
郵便番号 は以下の通りとなっている。
大豊郵便局: 789-03xx、789-04xx、789-02xx、789-01xx、789-0392(役場専用番号)
なお、2006年 (平成 18年)9月11日 に大豊町の789-05xx(繁藤郵便局 : 香美市 )が789-03xx(大豊郵便局)に変更された。同時に繁藤郵便局は集配業務が廃止され、土佐山田郵便局 (香美市)及び大豊郵便局に移管された。
主な郵便局
経済
第一次産業
林業
拠点を置く企業
通信・生活基盤
マスメディア
中継局
主な中継局
生活基盤
ライフライン
電力
ガス
教育
義務教育学校
町立
令和4年4月1日、大豊町立おおとよ小学校 、大豊町立大豊町中学校 を統合。
交通
大杉駅
立川パーキングエリア
道の駅大杉
町は高知市 から瀬戸内地方 に抜ける途中に位置しており、鉄道 幹線 、国道 、高速道路 など主だった交通路が通っており、嶺北地域の玄関口となっている。
鉄道
四国旅客鉄道 (JR四国)
路線バス
道路
高速道路
国道
県道
道の駅
観光
定福寺 奥の院御影堂
豊楽寺 薬師堂 (国宝 )
名所・旧跡
主な寺院
主な神社
主な史跡
旧立川番所書院(国の重要文化財 ) - 土佐藩主が参勤交代時に宿泊する宿所。現在、日曜・祝日のみ公開。
観光スポット
天然記念物
杉の大杉 (推定樹齢3000年、国の特別天然記念物 ) - 日本一の大杉とされる。北側と南側にある二本杉であるが、根元が結合していることから「夫婦杉」と言われている。山下奉文 は、この杉にちなんで自身の雅号を「巨杉」とした。また、少女時代の美空ひばり (当時・美空和枝)が1947年 (昭和 22年)、高知市内に向かう途中に本町で交通事故に遭い大怪我をした。現地で療養後に再訪し、日本一の歌手になることを大杉に誓った。隣接地に生前の楽曲3曲が聞ける歌碑がある。
龍王の滝 (日本の滝百選 ) - 梶ヶ森への登山道中腹にあり、車で近くまでアクセス可能(駐車場あり、冬季は降雪のため見学不可の日もあり)。
公園
レジャー
生涯学習
梶ヶ森天文台
大豊町立民俗資料館 - 「土佐豊永郷及び周辺地域の山村生産用具」(国の重要有形民俗文化財 )を保管。定福寺の境内に所在する。
豊永郷民俗資料館
集落活動センター
集落活動センター 西峯[ 9]
集落活動センター「絆の里・いわはら」
東豊永集落活動センター
集落活動センターあなない
集落活動センター そばの里 立川
文化・名物
祭事・催事
主な祭事
名物・特産
出身関連著名人
出身著名人
ゆかりの著名人
広報・公聴関係
町内放送(音声)
古くから町内に有線が整備され町民間の連絡、役場などからの広報伝達放送が行われ「ゆとりすと放送」として愛されている。
〜1991年 (平成 3年) - 専用黒電話にて有線加入町民同士の通話、広報伝達放送。
1991年(平成3年)〜2008年 (平成20年) - 宅内接続装置による広報伝達放送、音楽、NHK第1・第2放送ラジオの再放送、火災などの緊急情報配信。
2008年(平成20年)〜 - Symmetric DSLを用いた方式に更新され、加入者同士通話料無料のIP電話 が付加。またオプションによりインターネット接続サービス開始。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク