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勿来駅
駅舎(2023年2月)
なこそ
Nakoso
大津港 (4.5 km)
(4.6 km) 植田
地図
所在地 福島県いわき市勿来町関田寺下49-2
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 183.2 km(日暮里起点)
電報略号 コソ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
678人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1897年明治30年)2月25日[2]
備考 業務委託駅[3]
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勿来駅(なこそえき)は、福島県いわき市勿来町関田寺下(せきたてらした)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[1]事務管コードは▲421129[4]

歴史

駅開業時の所在地は石城郡窪田村大字関田であったが、承応年間に磐城平藩二代目藩主である内藤忠興が定めて以来の勿来関跡を地域の顔にすべく、関田地区住民により駅名に勿来を付与することを関係者に要望したため当駅名が定められた[5]

年表

駅構造

単式ホーム2面2線のホームを持つ地上駅になっている[1]木造駅舎を有する。互いのホームは跨線橋で連絡している。

JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託するいわき統括センター(いわき駅)管理の業務委託駅である[3]指定席券売機と簡易Suica改札機が設置されている[7]

駅舎は2013年(平成25年)3月にリニューアルした。勿来の駅をイメージした入口に木目調のシートを貼ったアルミ柵を設置し、待合室を木目調のものとした[新聞 2]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 常磐線 上り 日立水戸上野方面[8]
2 下り いわき竜田方面[8]

利用状況

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員678人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     1,195 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     1,154 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     1,116 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     1,093 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     1,062 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     1,022 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     968 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     936 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     868 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     816 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     767 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     806 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 207 566 774 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 214 556 770 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 230 542 773 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 289 606 895 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 277 584 862 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 282 575 857 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 277 555 833 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 262 569 832 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 129 501 630 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 137 506 644 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 189 475 665 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 219 458 678 [利用客数 1]

駅周辺

駅前

茨城県との県境に近い。隣の大津港駅は茨城県に位置する。駅前には勿来関にちなんで源義家像と歌碑がある。

バス路線

新常磐交通が運行する路線バスが発着する[9]

1番のりば[9]
  • 早稲田
  • 川部循環内回り(呉羽病院→植田駅)
2番のりば[9]
  • 勿来高校
  • 川部循環外回り(白米→川部方面)

その他

  • 勿来関を思わせる白壁造りの駅舎を有するとして、2002年(平成14年)に東北の駅百選へと選定された。
  • 難読駅として有名である。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
普通
大津港駅 - 勿来駅 - 植田駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日、23頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、432頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年11月24日閲覧
  4. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  5. ^ いわきの今むがし「勿来の関」 - いわき市役所
  6. ^ 駅の券売機案内スタッフ” (PDF). 東日本旅客鉄道水戸支社 (2011年12月20日). 2012年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月8日閲覧。
  7. ^ 駅の情報(勿来駅):JR東日本 - JR東日本(2021年11月24日閲覧)
  8. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(勿来駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月30日閲覧。
  9. ^ a b c 主要駅前のりばご案内” (PDF). 新常磐交通. 2024年11月2日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ 貨物駅の廃止及び呼称の統一について』(PDF)(プレスリリース)日本貨物鉄道、2006年3月16日。オリジナルの2021年3月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210317072100/https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/b28ffdfef63004276740e6dca3a48f75.pdf2021年3月17日閲覧 
  2. ^ Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200524150337/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2020年5月25日閲覧 

新聞記事

  1. ^ 「みどりの窓口リストラ」『朝日新聞朝日新聞社、2006年7月11日、夕刊、23面。
  2. ^ a b 交通新聞(2013年3月29日)

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。

関連項目

外部リンク