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久喜駅 | |
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西口(2022年6月) | |
くき Kuki | |
所在地 | 埼玉県久喜市久喜中央二丁目 |
所属事業者 |
久喜駅(くきえき)は、埼玉県久喜市久喜中央二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東武鉄道の駅である。東武鉄道の駅番号はTI 02[広報 1]。
JR東日本の東北本線と、東武鉄道の伊勢崎線の2路線が乗り入れて、接続駅となっている。
JRの東北本線は旅客案内上の愛称「宇都宮線」の設定区間に含まれ、上野駅発着系統、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、および上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
東武伊勢崎線は東京メトロ半蔵門線と日比谷線(THライナーに限る)に直通する列車が当駅まで乗り入れている。
JR・東武とも地上駅で、両者のホームは隣接している。ホームをまたいで自由通路兼橋上駅舎があり、改札口はJR・東武とも自由通路に面している。現行の駅舎は1970年に完成したものであり、埼玉県の橋上駅舎としては古い部類に入るが、東武は2005年から2006年にかけて、JRは2010年から2012年にかけてそれぞれ増床・改修が行われたため、当初の面影は少ない。JRと東武駅舎は乗り換え専用改札を境に隣接している。西口と東口にエレベーターと時間によって上り/下りが変わるエスカレーターが、それぞれ設置されている[4]。また、当駅舎の直上に東北新幹線の高架橋が通っている。
JR 久喜駅 | |
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JR線改札口(2024年5月) | |
くき Kuki | |
◄新白岡 (3.0 km) (2.7 km) 東鷲宮► | |
所在地 | 埼玉県久喜市久喜中央二丁目1-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線(宇都宮線) |
キロ程 |
48.9 km(東京起点) 東京から尾久経由で49.1 km |
電報略号 | クキ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[5] |
ホーム | 2面3線[5] |
乗車人員 -統計年度- |
31,740人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1885年(明治18年)7月16日 |
備考 |
単式1面1線・島式1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[5]。小山営業統括センター管理の直営駅で、同センター管轄の地区駅として白岡駅~栗橋駅間の各駅を管理する。
みどりの窓口(臨時窓口)、自動券売機[3]、多機能券売機[3]、指定席券売機[3]、話せる指定席券売機[3]、Suica対応自動改札機が設置されている。
2011年3月に多機能トイレが新設され、旅客トイレもリニューアルされたほか、上り・下りホームにエレベーターや上りホームのエスカレーターが、2011年11月11日に下りホームのエスカレーターが供用開始となった。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ 宇都宮線(東北線) | 下り | 小山・宇都宮・黒磯方面[6] |
2 | |||
3 | ■ 宇都宮線(東北線) | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜・大船方面[6] |
■ 湘南新宿ライン | |||
■ 上野東京ライン |
東武 久喜駅 | |
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東武線改札口(2024年5月) | |
くき Kuki | |
◄TI 01 和戸 (3.8 km) (4.4 km) 鷲宮 TI 03► | |
所在地 | 埼玉県久喜市久喜中央二丁目1-1 |
駅番号 | TI02 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■伊勢崎線 |
キロ程 | 47.7 km(浅草起点) |
電報略号 | クキ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線[5] |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]46,131人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)8月27日 |
島式ホーム2面4線を有する地上駅[5]。PASMO対応の自動改札機、券売機が設置されている。また、自動券売機前と改札口、上下ホームにはフルカラー液晶ディスプレイによる発車標が設置されている。
長い間1面2線であったが、2003年の貨物取扱廃止により余剰となった貨物ヤードの跡地を利用してホームを1面増設し、また浅草寄りに6両編成対応、伊勢崎寄りに10両編成対応の引き上げ線が整備された。2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正から使用開始され、当駅発着の東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線直通列車の運転が開始されるなど、上下方向ともに多くの列車が当駅発着となった。これに伴い、北千住方面 - 館林方面間を直通する列車は削減された。
特急「りょうもう」・「リバティりょうもう」は全列車停車する。館林方面は1番線、浅草方面は4番線から発車する。乗車の際には駅員が特急券を確認するため、いずれも2号車と5号車のドアでしか乗降できない。
2020年6月6日に有料座席指定列車「THライナー」の運転を日比谷線直通として開始し、当駅はその始発・終着駅となる。なお、同列車は東武スカイツリーライン・伊勢崎線内のみの乗車はできない[広報 7]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 伊勢崎線 | 下り | 伊勢崎方面[7] | |
2 | 伊勢崎方面[7] (一部 浅草方面)[7] |
一部の当駅始発上り列車は2番線から発車 | ||
3 | 東武スカイツリーライン | 上り | 浅草方面[7] | |
4 |
JR改札内
|
東武改札内
|
自由通路
|
東武鉄道の1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗降人員の推移は以下の通り。
年度 | 東武鉄道 | |
---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
1990年(平成 | 2年)40,831 | |
1991年(平成 | 3年)43,290 | 6.0% |
1992年(平成 | 4年)45,820 | 5.8% |
1993年(平成 | 5年)46,809 | 2.2% |
1994年(平成 | 6年)47,391 | 1.2% |
1995年(平成 | 7年)48,560 | 2.5% |
1996年(平成 | 8年)47,456 | −2.3% |
1997年(平成 | 9年)46,377 | −2.3% |
1998年(平成10年) | 45,193 | −2.6% |
1999年(平成11年) | 44,082 | −2.5% |
2000年(平成12年) | 44,257 | 0.4% |
2001年(平成13年) | 44,253 | 0.0% |
2002年(平成14年) | 44,324 | 0.2% |
2003年(平成15年) | 43,890 | −0.9% |
2004年(平成16年) | 43,732 | −0.4% |
2005年(平成17年) | 43,211 | −1.2% |
2006年(平成18年) | 45,326 | 4.9% |
2007年(平成19年) | 48,047 | 6.0% |
2008年(平成20年) | 49,735 | 3.5% |
2009年(平成21年) | 49,492 | −0.5% |
2010年(平成22年) | 49,338 | −0.3% |
2011年(平成23年) | 49,424 | 0.2% |
2012年(平成24年) | 50,747 | 2.7% |
2013年(平成25年) | 51,577 | 1.6% |
2014年(平成26年) | 50,635 | −1.8% |
2015年(平成27年) | 51,441 | 1.6% |
2016年(平成28年) | 51,748 | 0.6% |
2017年(平成29年) | 52,454 | 1.4% |
2018年(平成30年) | 52,606 | 0.3% |
2019年(令和元年) | 51,656 | −1.8% |
2020年(令和 | 2年)36,669 | −29.0% |
2021年(令和 | 3年)41,047 | 11.9% |
2022年(令和 | 4年)[東武 2]44,257 | 7.8% |
2023年(令和 | 5年)[東武 1]46,131 | 4.2% |
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員推移は下記の通りである。
年度 | JR東日本 | 東武鉄道 | 出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)33,070 | 20,409 | |
1991年(平成 | 3年)35,237 | 21,692 | |
1992年(平成 | 4年)37,451 | 22,986 | |
1993年(平成 | 5年)38,791 | 23,501 | |
1994年(平成 | 6年)39,295 | 23,806 | |
1995年(平成 | 7年)39,716 | 24,125 | |
1996年(平成 | 8年)39,853 | 23,567 | |
1997年(平成 | 9年)38,822 | 23,029 | |
1998年(平成10年) | 37,704 | 22,452 | |
1999年(平成11年) | 36,821 | 21,880 | [埼玉県統計 1] |
2000年(平成12年) | [JR 2]36,337 | 21,989 | [埼玉県統計 2] |
2001年(平成13年) | [JR 3]36,147 | 21,905 | [埼玉県統計 3] |
2002年(平成14年) | [JR 4]36,488 | 22,184 | [埼玉県統計 4] |
2003年(平成15年) | [JR 5]36,196 | 22,009 | [埼玉県統計 5] |
2004年(平成16年) | [JR 6]35,979 | 21,965 | [埼玉県統計 6] |
2005年(平成17年) | [JR 7]35,857 | 21,752 | [埼玉県統計 7] |
2006年(平成18年) | [JR 8]36,507 | 23,035 | [埼玉県統計 8] |
2007年(平成19年) | [JR 9]37,244 | 24,198 | [埼玉県統計 9] |
2008年(平成20年) | [JR 10]37,205 | 24,964 | [埼玉県統計 10] |
2009年(平成21年) | [JR 11]36,477 | 24,812 | [埼玉県統計 11] |
2010年(平成22年) | [JR 12]35,992 | 24,724 | [埼玉県統計 12] |
2011年(平成23年) | [JR 13]35,629 | 24,715 | [埼玉県統計 13] |
2012年(平成24年) | [JR 14]36,064 | 25,351 | [埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) | [JR 15]36,603 | 25,751 | [埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) | [JR 16]35,862 | 25,298 | [埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) | [JR 17]36,463 | 25,691 | [埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) | [JR 18]35,832 | 25,518 | [埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) | [JR 19]36,021 | 25,893 | [埼玉県統計 19] |
2018年(平成30年) | [JR 20]35,957 | 25,993 | [埼玉県統計 20] |
2019年(令和元年) | [JR 21]35,347 | 25,535 | [埼玉県統計 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]25,483 | 18,161 | [埼玉県統計 22] |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]27,759 | 20,336 | [埼玉県統計 23] |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]30,225 | 22,075 | [埼玉県統計 24] |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]31,740 | 22,879 |
久喜駅西口は提灯祭り通りを中心に古くからの商店が多くあったが、久喜幸手新道周辺にイトーヨーカドー久喜店ほか、埼玉県道3号さいたま栗橋線周辺にアリオ鷲宮など商業施設が多くなり[8]、さらに後継者不足により年々数を減らしていった[9]。それに対し、居酒屋やコンビニエンスストアなどのチェーン店は数を増している。西口駅前広場付近はクッキープラザ(久喜駅桧家ビル)やマンションが立地する。毎年7月12日と7月18日には提灯祭りが開催され、市内外から観客が多く訪れる[10]。
路線バスは、以前は提灯祭り通りを走行していたが、2012年時点では新駅前通りを走行する。医療機関も駅周辺に新井病院[注釈 2]、土屋小児病院[注釈 3]、愛生会内科・婦人科クリニックなど古くからの病院、医院が立地し、市内や周辺市町の医療を支えてきたが、2011年4月に駅より西に1.5 km離れた上早見地内に久喜総合病院が開院した。公共施設は駅から南へ500 m進んだ六間通り沿いに埼玉県立久喜高等学校が、1 km離れた下早見地内に久喜市役所、埼玉県立久喜図書館が立地している。
東口は駅橋上化と同時に開設された。駅周辺が区画整理されており、駅前通りや周辺部の道幅が広く、スーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストアーなどのロードサイド店が多く立地する。県営青葉団地をはじめ、新興住宅地が多く存在する。公共施設は久喜市立中央図書館をはじめ国の機関として久喜簡易裁判所、久喜区検察庁などがある。
下記の他、大宮(大宮駅)、東京(京成上野駅・北千住駅・新越谷駅)からの深夜急行バスが停車(降車のみ)する。