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目次
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名前 | ||||||
カタカナ | タニカワ モモコ | |||||
ラテン文字 | TANIKAWA Momoko | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 2005年5月7日(19歳) | |||||
出身地 | 愛知県 | |||||
身長 | 168cm | |||||
体重 | 58kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | FCローゼンゴード | |||||
ポジション | MF | |||||
背番号 | 10 | |||||
利き足 | 右[1] | |||||
ユース | ||||||
名古屋FCレディース | ||||||
名古屋グランパス・三好 | ||||||
グランパスみよし | ||||||
2018-2023 | JFAアカデミー福島 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2018-2023 | JFAアカデミー福島 | 51 | (19) | |||
2024- | FCバイエルン・ミュンヘン | |||||
2024- | → FCローゼンゴード (loan) | 20 | (16) | |||
通算 | 71 | (35) | ||||
代表歴2 | ||||||
2022 | 日本 U-17 | 4 | (4) | |||
2023- | 日本 | 8 | (2) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年11月10日現在。 2. 2024年10月26日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
谷川 萌々子(たにかわ ももこ、2005年5月7日 - )は、愛知県名古屋市緑区出身の女子サッカー選手。FCローゼンゴード所属。サッカー日本女子代表。ポジションはミッドフィールダー(主にボランチ)。JFAアカデミー福島13期生。
来歴
ユース
小学校時代は名古屋FCレディースから名古屋グランパスのサッカースクール選抜チームであるグランパスみよしでプレーし[2]、愛知県サッカー協会から2017年度年間優秀選手に選ばれて表彰された[3]。
2018年度JFAアカデミー福島女子セレクションに合格し、入校[4]。それと同時に福島県立ふたば未来学園中学校(三島長陵校舎)に進学。
シニア
2024年1月11日、フラウエン・ブンデスリーガのFCバイエルン・ミュンヘンは、JFAアカデミー福島からの加入を発表した[5]。2024年シーズンはスウェーデン・ダームアルスヴェンスカンのクラブFCローゼンゴードに期限付きで移籍し[6]、背番号「10」[7]を背負うことになり、カップ戦では4試合で3ゴールを記録。リーグ戦では開幕戦からの7試合(出場試合に限れば9試合)連続ゴールを含めて、20試合の出場で16ゴールを挙げ、ボランチながら得点王を獲得[8]。チームも25勝1敗で優勝を果たした。
同年11月19日、2025年1月からバイエルンへ復帰することが発表された[9]。ダームアルスヴェンスカンが春秋制なのに対し、ブンデスリーガは秋春制をとっている為、シーズン途中からの合流となる。
代表
2022年、FIFA U-17女子ワールドカップ インド大会に出場するU-17サッカー日本女子代表に選出され[10]、4試合全てに先発出場。タンザニア戦で直接フリーキック、スペイン戦で先制のロングシュートを決めるなど、全試合で得点を挙げ(計4得点)シルバーブーツを獲得した。
2023年6月、2023 FIFA女子ワールドカップに挑む女子A代表(なでしこジャパン)にトレーニングパートナーとして帯同[11][12]。7月14日のパナマ代表戦(親善試合)にて、高校生ながらA代表に初招集されるも、この試合では出場機会は無かった[13]。同年9月、第19回アジア競技大会に日本代表[注釈 1]として選出、5試合に先発出場し5得点をあげるなど、チームの大会2連覇に貢献した。
同年11月24日、ブラジル代表との国際親善試合を連戦する遠征メンバーとして、A代表に再度招集を受ける[15]。11月30日の第1試合にて後半23分から出場し、A代表デビューを果たした。
2024年4月6日、シービリーブスカップ・アメリカ代表戦にて初先発。試合開始直後に清家貴子の先制ゴールをアシストした。
同年6月14日、2024年パリオリンピックに出場するなでしこジャパンメンバーに選出された[16]。同年7月28日に行われたグループステージ第2戦・ブラジル戦にて後半35分から途中出場、オリンピック初出場を果たした。同試合ではアディショナルタイム突入間際に、ペナルティエリア内への切込みでハンドを誘発し、熊谷紗希の同点ゴールを生むPKを獲得[17]。さらに後半アディショナルタイム5分には、決勝点となるダイレクトミドルシュートを決め[18]、A代表初ゴールを達成すると共に逆転勝利の立役者となった。特に19歳2か月21日でのゴールは男女通じてオリンピックにおける10代選手初ゴールであり、直前のグループステージ第1戦・スペイン戦でMF藤野あおばが記録した20歳5か月の女子の最年少記録を塗り替えるものだった[注釈 2]。
人物
- 「ロングキック[20]」を自身のストロングポイントの1つに挙げている。ロングシュートやミドルシュートも得意とし、国際大会ではU-17W杯インド大会・スペイン戦、第19回アジア大会・北朝鮮戦、パリ五輪・ブラジル戦などでペナルティエリア外からゴールを決めている。
- 「左右差のないキック[21]」もストロングポイントに挙げており、コーナーキックでは状況によって左右を使い分ける。ロングキックの場合でも同様であり、上記のゴールの中ではU-17W杯・スペイン戦、アジア大会・北朝鮮戦は左足でのシュートだった。その精度比について、本人は「右足が6で左足が4」と称している[22]。
- サッカーを始めたきっかけは、2011年女子ワールドカップにおけるなでしこジャパンの優勝である[23]。
個人成績
クラブ
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2018 | JFAアカデミー福島 | 32 | チャレンジEAST | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
2019 | 25 | 3 | 0 | - | 0 | 0 | 3 | 0 | |||
2020 | 20 | 6 | 0 | - | 1 | 0 | 7 | 0 | |||
2021 | 14 | なでしこ2部 | 14 | 7 | - | 1 | 0 | 15 | 7 | ||
2022 | 7 | 15 | 7 | - | 1 | 0 | 16 | 7 | |||
2023 | 10 | 13 | 5 | - | 1 | 1 | 14 | 6 | |||
スウェーデン | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2024 | FCローゼンゴード | 10 | ダームアルスヴェンスカン | 20 | 16 | - | 4 | 3 | 24 | 19 | |
通算 | 日本 | 3部 | 51 | 19 | - | 4 | 1 | 55 | 20 | ||
スウェーデン | 1部 | 20 | 16 | - | 4 | 3 | 24 | 19 | |||
総通算 | 71 | 35 | 0 | 0 | 8 | 4 | 79 | 39 |
- 日本女子サッカーリーグ
- 初出場 - 2019年6月29日 チャレンジリーグEAST 第12節 つくばFCレディース戦 (セキショウ・チャレンジスタジアム)[24]
- 初得点 - 2021年4月11日 なでしこリーグ2部 第1節 岡山湯郷Belle戦 (時之栖スポーツセンター裾野グラウンド)[24]
代表
主な出場大会
- U-17日本女子代表
- 2022年 - 2022 FIFA U-17女子ワールドカップ (インド大会)
- 日本女子代表(なでしこジャパン)
- 2024年 - 2024年パリオリンピック
試合数
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2023 | 2 | 0 |
2024 | 6 | 2 |
通算 | 8 | 2 |
- 2024年10月26日現在
出場試合
# | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 交代 | 監督 | 大会 | 出典 |
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1. | 2023年11月30日 | サンパウロ | ネオ・キミカ・アレーナ | ブラジル | ● 3-4 | 67分 | 池田太 | 国際親善試合 | [25] |
2. | 2023年12月3日 | エスタジオ・シーセロ・ポンペウ・ヂ・トレド | ブラジル | ○ 2-0 | 84分 | 国際親善試合 | [26] | ||
3. | 2024年2月24日 | ジッダ | プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム | 北朝鮮 | △ 0-0 | 69分 | 2024年パリオリンピック・アジア最終予選 | [27] | |
4. | 2024年4月6日 | アトランタ | メルセデス・ベンツ・スタジアム | アメリカ合衆国 | ● 1-2 | HT分 | 2024 シービリーブスカップ | [28] | |
5. | 2024年6月3日 | ムルシア | エスタディオ・ヌエバ・コンドミーナ | ニュージーランド | ○ 4-1 | HT分 | 国際親善試合 | [29] | |
6. | 2024年7月28日 | パリ | パルク・デ・プランス | ブラジル | ○ 2-1 | 80分 | 2024年パリオリンピック | [30] | |
7. | 2024年7月31日 | ナント | スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール | ナイジェリア | ○ 3-1 | 90+3分 | [31] | ||
8. | 2024年10月26日 | 東京 | 国立競技場 | 韓国 | ○ 4-0 | HT分 | 佐々木則夫 | MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 | [32] |
ゴール
# | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | スコア | 最終結果 | 監督 | 大会 | 出典 |
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1. | 2024年7月28日 | パリ | パルク・デ・プランス | ブラジル | 2-1 | ○ 2-1 | 池田太 | 2024年パリオリンピック | [33] |
2. | 2024年10月26日 | 東京 | 国立競技場 | 韓国 | 4-0 | ○ 4-0 | 佐々木則夫 | 国際親善試合 | [34] |
タイトル
クラブ
- FCローゼンゴード
- ダームアルスヴェンスカン: 1回 (2024)
代表
個人
- FIFA U-17女子ワールドカップ
- シルバーブーツ (最多得点)[注釈 3]: 1回 (2022)
- JPFA女子
- ベストイレブン: 1回 (2023-24)
- ダームアルスヴェンスカン
- 得点王: 1回 (2024)
- ベスト・ミッドフィールダー: 1回 (2024)
- ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー: 1回 (2024)
脚注
注釈
出典
- ^ パリ五輪選手紹介ページ
- ^ #名古屋グランパススクール を今春卒業して 名古屋グランパス公式Twitter 2018年4月7日
- ^ 受賞者一覧掲載!【愛知県】AIFA アウォーズ2017 優秀選手賞(4種~大学) ジュニアサッカーNEWS
- ^ JFAアカデミー福島 平成30年度13期生入校式を実施 日本サッカー協会 2018年4月10日
- ^ “18歳のなでしこMF谷川萌々子、バイエルンへの加入を発表! 今季はスウェーデンでのプレーに”. サッカーキング (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ “なでしこ高3・谷川萌々子がバイエルン入り…まずはローゼンゴードに期限付き移籍”. スポーツ報知 (2024年1月11日). 2024年11月12日閲覧。
- ^ “Välkommen, Momoko Tanikawa – FC Rosengård” (スウェーデン語). FCローゼンゴード (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ “なでしこMF谷川萌々子がリーグ得点王に! 海外挑戦1年目の“19歳”が20試合・16得点と傑出”. サッカーキング (2024年11月12日). 2024年11月12日閲覧。
- ^ “バイエルン、なでしこMF谷川萌々子のレンタル復帰を発表! 今年ブレイクの“ニューヒロイン”が欧州最前線へ”. サッカーキング (2024年11月20日). 2024年11月20日閲覧。
- ^ U-17日本女子代表 メンバー FIFA U-17女子ワールドカップ インド2022【10.11-30@インド】 日本サッカー協会
- ^ “なでしこJのトレーニングパートナーが決定! JFAアカデミー福島のMF谷川萌々子&DF古賀塔子は女子W杯帯同へ”. ゲキサカ (2023年6月23日). 2023年11月24日閲覧。
- ^ “なでしこの快進撃支えるトレーニングパートナー 谷川萌々子と古賀塔子を見逃すな”. スポーツ報知 (2023年8月9日). 2023年11月24日閲覧。
- ^ 2023/7/14(金) |19:05キックオフ vs パナマ女子代表
- ^ “アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーが発表!女子W杯参加者はFW千葉玲海菜のみ、WEリーグ女王の浦和LからはMF塩越柚歩ら3名が参加”. 超ワールドサッカー! (2023年8月29日). 2023年8月30日閲覧。
- ^ 成田敏彬 (2023年11月24日). “谷川萌々子&古賀塔子がなでしこJ初選出! 指揮官も“新星”に期待「どういったプレーを見せてくれるか…」”. ゲキサカ. 2023年11月24日閲覧。
- ^ “なでしこジャパン、パリ五輪に臨むメンバーを発表! 長谷川唯や熊谷紗希ら18名”. サッカーキング (2024年6月14日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ 岩田千代巳 (2024年7月29日). “【なでしこ】ブラジルに劇的逆転勝ち!アディショナル熊谷PKで同点、谷川超絶ロング弾で決勝点 - サッカー - パリオリンピック2024”. nikkansports.com. 日刊スポーツ. 2024年7月28日閲覧。
- ^ “パリの奇跡!! なでしこジャパン、ブラジルに逆転勝ち アディショナルタイムに主将の熊谷が同点弾、谷川のスーパーゴールで大逆転劇”. サンスポ (2024年7月29日). 2024年7月28日閲覧。
- ^ 「“久保建英超え”男女通じて日本の五輪サッカー史上最年少弾 なでしこが19歳の劇的ゴールでブラジル撃破」『スポーツ報知』報知新聞社、2024年7月29日。2024年7月30日閲覧。
- ^ 自称「ロングキックが武器」の19歳谷川萌々子が30m決勝ゴール、ずぶとさも持ち味
- ^ なでしこジャパン、ブラジルに逆転勝ち アディショナルタイムに主将の熊谷が同点弾、谷川のスーパーゴールで大逆転劇劇
- ^ 澤の再来か、なでしこの次代担う谷川萌々子が鮮烈“日本デビュー”
- ^ 谷川萌々子:「スペインに借りを返したい」
- ^ a b “谷川萌々子 | 選手情報”. nadeshiko.finash.jp. 2024年10月5日閲覧。
- ^ “日程・結果 | 国際親善試合”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果 | 国際親善試合”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果|2024 SheBelieves Cup”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果 | 国際親善試合”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “試合結果│第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “試合結果│第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ 石川祐介 (2024年7月29日). “19歳谷川がなでしこJ救うスーパー逆転ゴール! 猛攻ブラジルに劣勢も…熊谷PK含む終盤2発で勝ち点3奪取”. ゲキサカ. 2024年7月28日閲覧。
- ^ “なでしこ19歳MF谷川萌々子が絶妙ダイレクト弾! レジェンドOGも「いやーうまい!」と称賛”. サッカーダイジェストWeb (2024年10月26日). 2024年10月26日閲覧。
外部リンク
- MF 谷川 萌々子 - JFA公式サイト
- 谷川萌々子 (@momoko.tanikawa) - Instagram
- 谷川萌々子 - Soccerway.com
- 谷川萌々子 - Soccerbase.comによる選手データ
- 谷川萌々子 - FootballDatabase.eu
- 谷川萌々子 - WorldFootball.net
- 谷川萌々子 - スウェーデンサッカー協会
- 谷川萌々子 - playmakerstats.com