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偽装(ぎそう)とは、事実とは異なるのにあたかもそれが本当であるかのように偽ることや、実態と異なる形態で契約等がされていることなどを言う。

偽装の例

偽装の詳細と、個々の偽装事件の例については、リンク先各記事を参照。

学術専門書の著者名

2015年12月14日、韓国で110の大学の179人の教授が、他人の研究書の表紙だけを替えて自分の著書と偽り出版したとして著作権法違反で起訴された。韓国では1980年代から表紙の掛け替えによる本の偽装が行われている[1]。原著者には「共著者の名前変更による新たな出版機会や印税収入の確保」、新著者には「研究実績や学問的な権威の獲得」、出版社には「在庫処分や教材の販売機会の確保」という、三者三様の利益があったという[2]

商業・商品

  • 偽装表示 - 生産地や消費期限・賞味期限などの商品表示を偽る。
  • 偽装ラブホテル - ラブホテル以外のホテル(ビジネスホテル・レジャーホテル・リゾートホテルなど)を称するが、実態としてはラブホテルとして営業しているホテル。

生活・労働

  • 偽装請負 - 業務請負・業務委託・委任の契約を結んでいるが、実態としては労働者供給・労働者派遣である状態。
  • 偽装出向 - 出向の契約を結んでいるが、実態としては労働者供給・労働者派遣である状態。
  • 偽装結婚 - 婚姻生活をしないにもかかわらず、法的に婚姻関係となる。
  • 偽装離婚 - 法的には婚姻関係を解消しながら、実態としては婚姻生活を続ける。
  • 偽装棄教 - 表面的にはある信仰を捨てたように装いながら、ひそかにその信仰を続ける(例:隠れキリシタン)。

組織

IT

軍事

関連項目

脚注

  1. ^ 表紙替えて自著に偽装 韓国検察、教授179人を起訴 日本経済新聞 2015年12月15日
  2. ^ 「表紙だけ替え専門書出版」 韓国で教授ら184人起訴 朝日新聞 2015年12月14日